FPのソフトウェアシステムとは
FPのソフトウェアシステムとは、一般的にはライフプラン作成ツール
や投資分析を行うツールを指します。
FPとして活動するには欠かせない存在ですね。僕もかなりの時間システムと向き合っています。
システムは大きく3パターンに分かれます。[box01 title=”システムの種類”]
- 有料のFPソフト
- 無料のFPソフト
- 自作のFPソフト
[/box01]
FPソフトは僕の知る限りでも数十種類以上あります。
また、それぞれメリットとデメリットはあります。
1つ1つ見ていきましょう。
1.有料のFPソフト
有料ソフトのメリットはなんといっても使いやすいという事ですね。
システム会社もお金を貰って開発しています。
ソフトが使いやすくないと商品が売れませんから使いやすさを追求します。
また税制や各種制度の変更も随時アップデートしてくれるので、FPは手間いらずです。
メリット
・入力がしやすい。
・法制度のアップデートが正確。
・レポート機能が充実している。
デメリット
・コストがかかる。(FP名人で初期費用5万円(税別)ランニングコスト月々3000円(税別)
独立系FPが多く使っているシステムとしては「FP名人」がありますね。
日本FP協会から毎月届く広報誌「FPジャーナル」でも広告があるので
FPなら目にした人も多いのではないでしょうか?僕も3年近く使っています。
他にも有料のFPソフトはありますが、FP名人が今のところ有料ソフトでは王道といったところでしょうか。
2.無料のFPソフト
無料のFPソフトは意外にあります。メリットはなんたって無料です。
気軽に使う事ができますよね。副業でFPをやっている方なんかは無料FPソフトで始めて見ると良いと思います。「ファイナンシャルティーチャー」なんかは私の知人も何人か使ってます。特に無料の中でも評判は良いですね。
メリット
・ただで使える。
・無料の中でも、有料に近いくらいのものもある。
デメリット
・正確性に不安がある。
・デザインがダサい。
・レポートがしょぼい。
3.自作のFPソフト
ごく稀にですが、自分でシステム作りましたー。という強者FPもいます。すごいですよね。
エクセルで作っている人も僕の知り合いで数人いますね。これらの方はFPの中でも職人気質が強いですね。これは誉め言葉です。
メリット
・無料でつかえる
・自分好みにカスタマイズできる。
デメリット
・計算が合っているのかどうか分からない
・エクセルの場合デザインもくそもない。
・レポートが見にくいケースが多い。
番外編:アメリカのFPソフト
アメリカでは、FP業界が発展しているのでFPソフトもかなり発達しています。
有名なのは「マネーガイドプロ」ですね。システムに顧客情報を入れるだけで
お客様に最適なアドバイスができるようになります。
アドバイスに使えるレポートは約200ページあります。
もちろん200ページ全てを渡すわけではありませんが、これだけレポートがあるのは
心強いですよね。
レポートの内容は、分析結果や提案の内容はもちろんですが、お客様に考え方を共有するための教育的コンテンツも盛り込まれています。
お客様に説明する資料としてはかなり細かい部分まで網羅されています。
必要かどうかは別としてヘルスケア分野、すなわち健康についても説明する資料があったりします。かなり手厚くサポートできる印象ですね。
さすがFP先進国のアメリカといったところでしょうか。