FPのみなさんは住宅ローンのアドバイスをする際にどのようなツールをお使いですか?
今回はFPのなかまメンバーも活用している便利なサービスをご紹介いたします。使用しているサービスは株式会社MFSが提供しているモゲチェックです。住宅ローン新規借入れや借換えに対応しています。
モゲチェックとは?
住宅ローンテック企業の株式会社MFSが運営しているサービスです。
社長の中山田明さんは日本初の住宅ローン証券化を担当した方です。その後、新生銀行にて総額5,000億円以上の住宅ローンを証券化。2011年からはSBIモーゲージ(現アルヒ)でCFOに就任しています。住宅ローンのプロ中のプロです。住宅ローン業界はFPからすると参入の壁が非常に高いです。FPも住宅ローンのサービスが提供できるようになるとよりクライアントの満足度を上げる事が出来ると思います。
FPが住宅ローンコンサルティングツールを使うメリットとしては以下の3つのポイントがあります。
・コンサルティングメニューを増やすことができる
・クライアントの住宅ローン借入れ・借換えを行う労力の負担軽減
・FPの住宅ローンに関する知識不足の補填
株式会社MFSが提供しているサービスは以下の通りです。
新規借入れ
「モゲパス」
「No.1金利住宅ローン」
借換え
「モゲチェック」
不動産投資ローン
「モゲチェック不動産投資」
不動産会社向け提携ローン
「モゲパートナー」
シミレーションツール
「モゲチェック金利診断」
「モゲスコア」
今回は新規借入サービスの「No.1金利住宅ローン」概要を紹介していきますね。
「No.1金利住宅ローン」
こちらは一番良い金利で住宅ローン借入れ代行を行ってくれるサービスです。自分で銀行をいくつも比較したり、話を聞きに行くのは大変ですよね?その煩わしい部分を代行してくれます。しかも自分ではできないポイントとしては全国700の金融機関から、あなたに最もいい条件のローンを紹介してくれます。自分で700の金融機関の中から最も良い条件のローンを探すのはかなり難易度が高いですよね。
費用を払ってでもサービスを利用する価値はあると思います。実際にシミレーションをしてみますね。
こちらは借入金額5000万円で期間35年、金利は1%で借入を行おうとしていたお客様の例です。この条件をNO1金利シミレーションで入力してみると返済総額がなんと510万円おトクと表示されます。510万円は大きいですよね。月々の返済額が13、000円変わります。浮いた13、000円を毎月運用に回す事でより効率的に資産形成ができますね。
モゲチェックは何をしてくれるのか?
No.1金利ローンの紹介をしてくれた後、金融機関の選択、申し込みから審査承認取得までの手続きの代行を行ってくれます。
面倒な手続きを一括でお願いできるのがFPとしては勧めやすいポイントです。
すでに審査が通っている銀行がある場合の対応
このケースは良くあると思います。しかし事前審査や本審査に通ったからといってそのローンを使う必要はありません。本審査が通っていても、ローンの契約をしていなければ、他の金融機関を利用できるのです。なのでFPのみなさんは現在検討しているローンのセカンドオピニオンとして活用ができると思います。その結果モゲチェックの紹介してくれたローンの方がメリットが大きい場合はコンサルティング費用支払う価値があると思います。
コンサルティング費用について
ではこのサービスを利用するのにいくらかかるのか?添付した画像をご覧頂いたら、赤枠の部分に手数料27万円と記載があります。この27万円がコンサルティング費用になります。27万円の根拠は、借入れ金額の0.5%(税別)です。なので今回借入れが5000万円で設定しているので5000万×0.5%(税別)=27万円です。27万円を自分で現金で支払うのは少し抵抗があるかもしれませんが、コンサルティング費用の27万円も借入れの中に含める事ができます。つまりコンサルティング費用も他の諸費用に含めて借りる事ができます。これは非常に良いポイントかと思います。自分で27万円を手出しする必要がありませんからね。
コンサルティング費用が発生するタイミング
このサービスは成功報酬型のサービスであるところが利用しやすいポイントです。
ただクライアントに紹介するにあたってどのタイミングでコンサルティング費用がかかるのか気になるところですよね。事前審査までは無料で行ってくれます。本審査が承認された段階でコンサルティング費用支払い義務が発生します。ただし審査が通らない場合は、手数料はかかりません。費用発生のタイミングは以下の図が分かり易いと思います。
クライアントが行う手続きはどのようなものがあるか?
手続きを行うにあたってクライアントには極力負担をかけたくないですよね。クライアントが行う手続きは以下の通りです。
・必要書類の準備
・引落口座の開設
・住宅ローンの本契約手続き
ご本人でしかできないお手続き以外は、モゲチェックが代行してくれます。
まとめ
いかがでしたか?これまでは、不動産会社が勧めるローンしか検討せずに契約していた方が多数だと思います。しかし、この銀行で借りなければいけないという決まりはありません。住宅ローンは自ら選ぶ時代です。
しかし、住宅ローンの種類も豊富になってきてどのローンが自分にとって最適化を選ぶのが難しくなってきています。金利の安さだけではなく変動か固定か、特約を付けるかなど考える要素が複雑です。そんな際には選択肢の一つとして住宅ローンのツールをもっておくと強力な武器になる事でしょう。